あばさんでもできる!長期投資の世界へようこそ!

ファイナンシャルインディペンデンス(お金の不安がない状態)を目指して、本物の長期投資の文化を創っていきましょう!

アクティブはインデックスに負けない2

 

日本の投資信託は、6000本以上もあり、それも年々増えています。

こんな数ある中から、よくさわかみ投信を見つけ出した!と思います。

 

(手数料稼ぎの投信)

 なんで、こんなに投信の数があり、まだ増えているのでしょうか?

日本は、証券会社や銀行など、販売会社系列が主体のため、

販売手数料を稼ぐために、運用会社に一定期間ごとに、新しいファンドを

設定させ、投資家顧客に乗り換えを推奨してきました。

ファンドの新規設定時には、大々的に営業活動をして、巨額の資金を

集めます。3~5%は、販売手数料をとります。

グローバルソブリンなどいい例です。

毎月分配型というのを始めたのが、グローバルソブリンでした。

以前にも書きましたが、私の友人2人が、まんまと被害?にあいました。

1000万で買って、手数料50万円引かれ、950万円からの運用です。

毎月分配で、定年時に月10万入る予定が、定年を迎えた時に、実際に

支払われたのは、5万円でした。数年後に2万5千円になりました。

予定が大きく狂ったと、友人は言っていました。

私は、元本がいくらになっているか、調べた方はいいわよ。と友人に言いました。

運用利益で、毎月の分配金が支払われているとは思えなかったからです。

案の定、650万に減っていました。自分の預けたお金から支払われていただけ

それ以上に、損失も出ていたと思います。

もう一人の友人も1/4くらいになっていたので、解約を勧めました。

この2人の友人は、そもそもグローバルソブリンがどういったものか知らずに

銀行、信用金庫に勧められて買ったに過ぎません。

投資家顧客の平均ファンドの保有率は、3年半。

上昇、下落、停滞を繰り返す株式市場において、3年半とは、下落相場で逃げていく

ことに他ならないと思います。

本来は、下落時こそ投資チャンスなので、運用者は投資家顧客と連動して

果敢に下落相場で買えていれば、次の上昇相場で結果を出せたはずです。

 

ファンドは、基準価格1万円からスタートするのですが、2000円~6000円位

で放置されているファンドも多々あります。

新しいファンドに乗り換えさせ、売られた後のファンドは目も当てられません。

2-3年目の社員に、おまえ運用しておけ!といった調子だそうです。

グローバルソブリン7年の栄枯盛衰なんていう記事も書かれていました。

 

最近、メガバンクが勧めてきたのが、リスクヘッジをかけた投信で、

10%下落した時点で、それ以上下落しないように、運用をやめるという

ものでした。株の10%下がったら損切りするという考えを

取り入れたのでしょうか?新手のファンドです。リスクヘッジが宣伝文句。

長期投資をしていると、下落を経験し、そこを耐えないとリターンは

望めないのにと、体験からすぐにわかるのですが。

 

(相場の節目を乗り越えたアクティブは強い)

一方向に動いている相場の時は、インデックスの方が勝っていますが、

相場の節目を(下落相場)を乗り越える度に、長期投資のアクティブは、

インデックスとの差を広げています。

 

まあ、6000本もあるファンドの中で、放置されているような

アクティブも含めて、アクティブと言っているので、表面の統計上では

インデックスに勝てないという結果になるのでしょう。

そのインデックスも、今のような上昇相場では謳歌できるものの

下げ相場が始まったら目も当てられなくなります。

その証拠に、インデックスのブログを書いている人達が、

下げ相場の時は、途端に、ブログからインデックスという文字を消したり

しています。

 

市場が26年ぶりの高値を付けたということは、日本は26年も停滞していた

ということで、その間にアメリカの市場は、10倍にもなっています。

リーマンショックがあっても、複利利回りに換算すると年率8%の利回りが

あったことで、インデックスで長期保有していれば、それなりの財産が築けた

はずです。ところが、アメリカでも、個人投資家の平均保有率は4年未満。

市場平均の利回りを享受できた個人投資家は少なかったという結果だった

そうです。

 

アクティブ、インデックス以前に、長期持ち続けられるかが

キーになってくるのではないでしょうか。