アクティブファンドはインデックスファンドに負けない
対象指数に入る玉石混交全てに投資するインデックスが、
綿密に企業を調査して成長企業のみを選ぶアクティブに勝てるわけがない。
普通に考えても、そう思うのですが、実際のところ、世界的にも
インデックスが勝っているのは現実です。
このことについては、アクティブ派の私は、よく考えることです。
今年は、さらに本質を見ていきたいと思っています。
(コスト)
インデックスは指数に連動させるので、企業の調査費等の経費が
かからない分、コストが安いことがまず、あげられます。
アクティブが1~3%の信託報酬に対し、インデックスは0.2~0.5%です。
預金が低金利で0.02%がずっと続いて、1%のところが争点になるように
なってしまったのでしょうか。
運用資金が巨額の場合には、1%でも確かに大きいですが。
アクティブファンドに信託報酬を払うのは、ばからしいのでやめたみたいな
ことを書いているブログなども目にします。
私は、手数料も含めて、そのお金は世の中に回るのですから、
貢献と思っています。
第一、信託報酬すら払いたくない、その分も自分の資産を増やす事に
回したいという考えの人が、幸福なお金持ちになれるのでしょうか?
仮に1億円貯まった頃には、周りには、誰もいなのでは、と思ってしまいます。
それはさておき、冷静に見ても、アメリカでもインデックスの割合が
4割にも達して、加速的に進んでいます。
これは、投信の選ばれ方が、運用の成績より、コストで選ばれる
ようになってしまったということではないでしょうか。
さらに、投資する企業を全く見ないで、その先の未来には
投資している自分が生活しているのに、それでいいのかなと思います。
やはり、生活者から見た無くなったら困るいい会社を応援していく!
その考えの方が、ずっとスッキリするのですが。
ちなみに、投信の運用利益は、すでに手数料を引かれた後の数値です。
私は、バンガード社も好きなので、インデックスにも投資しています。
さわかみ投信やひふみ投信は、はるかにバンガードに勝っています。
だからといって、バンガードをやめる気はないのです。
理由は、バンガードの理念が好きだから。
私の場合、コストよりもっと感情の好きかどうかで選んでいる
というのがわかります。