セゾン投信
当時(平成23年11月)、バンガード社を買えるのは、セゾンだけでした。
澤上さんも、セゾン投信の中野社長を応援していたので、
それならと、あまりよくセゾンを知らないうちに積立を開始しました。
(積立王子)
中野社長は、積立王子と呼ばれるだけあり、運用報告会に行っても、
女性が2人なんていうことはなく、結構女性の投資家が多い印象がありました。
中野社長も、最初は、直販でなく、販売会社に売ってもらっていたところ
1年を過ぎたあたりから、解約が続出して大変なことになったそうです。
手数料稼ぎの販売会社は、自分たちの利益の為に、顧客に別の投信を
紹介して乗り換えさせていたそうです。
澤上さんに、「おまえはいいやつだから応援するよ!」と言われたそうです。
それで、今度は、販売会社を通さない直販にし、出直したそうです。
(バンガード社)
バンガード社は、1976年に、初の個人投資家向けインデックスファンドを
売り出しました。その翌年には、直販を開始しています。
今では、圧倒的強さと安定性をもつバンガード社も、最初の7年間は、
資産が流失して、ボーグル氏も途方にくれたそうです。
それでも、抵コストのインデックスファンドを長期に持つことは、
投資家のためになると確信があったので、逆境にも耐えたそうです。
インデックスは初心者向けと言われていますが、実は、アメリカでは、
インデのメリットに気付いた、投資経験者が多く、投資リテラシーの高い
顧客が多いそうです。
私は、バンガード社の会長兼CEOの新年の挨拶等読むのが好きなのですが、
アメリカ人でも、実に堅実なのに驚きます。
1 不確実性に備える いかなる環境下においても、長期的展望と
バランスよく分散したポートフォリオを維持
2 より多く貯めて投資する 今後10年のリターンは低くなると予想している。
所得の12~15%を投資するように推奨してきた。
十分に貯め投資しなかった人が、投資による見返りが
得られなくても仕方ない。
投資の哲学、姿勢は、いつの時代でもどの国でも同じなのです。
(セゾン投信運用利益)
12月25日現在 積立 2,093,000円
運用利益 897,433円 資産 2,990,433円です。
丸4年間で、インデックスでの投資成績ですが、なかなかで、満足しています。