52歳貯める決心

偉そうなことを言っても、

５２歳になった時点で、金融資産（預貯金）０円（自慢でなく）

バブル期を過ごした、浪費癖のある１番老後貧困に陥りやすい予備軍世代です。

それでも、どうにかなると思っていたのですから、本当におめでたいです。

５２歳の時に、私の意識が変わる出来事がありました。

 （老後資金に５０００万円）

５２歳にもなって、全く貯金のない私を見抜いてか、

 銀行マンだった彼は、言いました。

「自分が、銀行に入社した時、人生の大先輩から言われた事がある。

 定年までに金融資産で５０００万円貯めるようにと」

 貯金０の私にとって、５０００万円の貯金なんて天文学的数字でした。

「そんなのは絶対に無理。離婚した女性が、住宅ローンを抱え、

 子供２人を私大に通わせて、その上貯金なんて無理に決まってるでしょう。

 第一、周りの友達に聞いても、みんな貯金なんか出来ないと言っている」

 と反論しました。

「貴女が何をどんなに言い訳しようと、貯めている人は、きちんと貯めている」

 彼は、全くひくことなく、言い訳無用と言わんばかりに、きっぱりと言ってきました。

当時は、老後不安などは言われておらず、

老後の資金を貯めるなど全く頭になかった私は、

ただただ言われたことに腹を立てて、手帳に大きく

「５２歳貯める決心」

と書きました。

そして、真剣に貯める事を決心したのです。

私の意識が変わった瞬間でした。

５２歳から、貯金０からのスタートでした！

 （意識が変わらなければダメなのだということ！）

仮に１００人が１００万円もらったとします。

１年後

１人は、１００万円から更に増やしている

１人は、１００万円をそのままきちんと持っている

９７人は、１００万円を使ってしまっている

１人は、１００万円を使った上に借金までしている

苦労なくもらった１００万円は、こんな結果だそうです。

 「お金がないと言う人にお金をあげても意味がない。

 その人の意識が変わらなければダメなのだ！」

間違いなく、私も１００万円もらったら、使ってしまう中に入ります。

この言葉の意味が、５２歳になって、やっと理解できた私でした。