スパークス
ユニオンファンドから月次レポートが届きました。
ユニオンファンドの特徴は、ファンド・オブ・ファンズであるということです。
長く(今まで)さわかみF、キャピタルF・ハリスF、コムジェストFの4つの
会社のファンドに投資してきました。
ここに来て、初めてスパークスFが加わりました。
(ユニオンのポートフォリオ)
ユニオンは、新興国の割合が高いのが特徴です。
44.3%が新興国です。新興国は、コムジェストが運用をしています。
先進国のうちヨーロッパが26%こちらは、ハリスとコムジェストが運用。
先進国の中のアメリカは18%で、主にキャピタルが運用しています。
日本は9.4%でさわかみ投信が運用しています。
複利年率はメチャクチャ良く、11.11%
これも、思い切った新興国に比重を置いたポートフォリオのおかげかと思います。
(スパークス・集中投資・日本株ファンドS<適格期間投資家限定>)
ユニオンの説明では、成熟国の日本でも、高い成長を続けている企業は結構あるが、
その多くは、小規模企業のため、アナリストや投資家から軽視されがちである。
目立たないので、株価が安値圏にとどまっている。
スパークスは、個別企業のリサーチ重視を信条としている。新規上場時点で調査
するなど地道な活動を続けている。こうして得た、情報や分析結果は、
長い時間をかけてノウハウとして蓄積され、優れた運用成果につながっている。
今回のファンドも内需型も含めたかなりニッチな企業が含まれている。
さわかみFは、グローバルな競争に打ち勝っていくと期待される大企業、製造業の
比率が高いが、対照的なスパークスと組み合わせて、日本と世界のずれや
為替変動の影響を緩和する。
(スパークスの投資哲学)
こちらは、セゾン投信のセミナーでもらった資料です。
セゾン投信では、スパークスを通してアジアの株式に投資をしています。
バリュー哲学のハリスに似たところがあるかもしれません。
ハリスも、ユニオンの11.11%にかなり貢献していますので、
スパークスを組み入れたことで、どうなるか、楽しみです。
また、適格機関投資家限定というのも、魅力の1つでもあります。
個人投資家では、買えないファンドに投資できるわけですから。
いずれにしても、結果が出るにも、長い時間でみていかなければなりませんので
こちらも、出来る限り、長く持ち続けるのみです。