年金の繰り上げ支給
60歳、還暦を迎えると、やっと年金を払うのが、終了します。
と同時に、年金をもらうのを、65歳まで待つか、繰り上げ支給にするか
または、繰り下げ支給にするか、選択ができます。
(寿命と支給額)
60歳からもらった場合 76歳8ヶ月までは多くもらえる
(繰り上げ支給)
65歳からもらった場合 81歳10ヶ月までは多くもらえる
70歳からもらった場合 82歳以上生きたら多くもらえる
(繰り下げ支給)
考えてしまいます。
現在の女性の平均寿命は86歳ですから、平均寿命まで生きたとしたら
70歳繰り下げ支給もありのように思えます。
それに、昔と比べ、今の時代10歳は若いように感じます。
結婚も出産も、昔と比べると、10年位遅くなっていますし、
定年も昔は55歳でしたが、今は60歳、65歳。
パートやアルバイトなら、70歳までは、働けます。
でも、寿命だけは、誰にもわかりません。
(繰り上げ支給を選択)
実際、繰り上げ支給を選択している人は37.1%だそうです。
4割近くもいるのです。
年金をいくつでもらうかは、1番は、寿命との関係です。
ところが、寿命だけは、誰にもわかりません。
私は、迷わずに繰り上げ支給を選択しました。決めていました。
1 母が64歳で亡くなっている。彼も59歳で亡くなっている。
2人とも、年金をもらわずに、亡くなった。
2 60歳からもらった場合、支給額の逆転が76歳8ヶ月
77歳以上生きたら、おめでとう!支給額が損でも長生きに乾杯!
3 5年間の支給額を、長期投資の運用に回した方がよい。
77歳以上生きた場合の損をカバーできる。
4 年金お知らせ便が最初に届いてから、毎年支給額が減っていった。
あと5年後には、どれだけ減るのか。
5 デメリットは、一生涯減額のままである。
60歳で受給すると、30%の減額になる(1ヶ月につき0.5%減額)
しかし、受給額は、固定されるので、毎年の減額を考えると得。
6 繰り下げ支給が新たに出て来て、こちらは、30%増額になる。
繰り下げにしてほしいのは明らか。
以上の理由から、60歳になったら、繰り上げでもらうことに決めていました。
さあ、結果はどうなるか?
人生計算通りにはいきません!
早くもらうと、意外に長生きしたり、遅い支給にすると、早く亡くなったり
寿命がわからないから、楽しく生きていられるところがあるのです。
行けるうちに、海外旅行をしておこうとか、
食べられるうちに、美味しいものを食べておこうとか、
結果浪費につながったりして、、また反省したりです。