ユニオン投信
ユニオン投信は、セイコーエプソンの労働組合が設立した直販投信です。
きちんと、退職後の事を考え、自分たちで退職金の運用を考えた、
意識のしっかりした社員に、感心します。
一般の個人投資家でも買えるので、私もユニオンファンドを持っています。
(さわかみ投信での勉強会でユニオン投信の話を聞く)
自分で保有している投信は、必ず社長や運用責任者に会っていますが、
流石に、ユニオン投信は長野県の諏訪が本社なので、話を聞く機会がなく
澤上会長に頼んで、「格好いいお金の使い方勉強会」に来てもらいました。
清水学さんという、とても男気のある、面白い方に話を伺いました。
独立系直販でやっていこう!という意気込みからして、みなさん
芯のある、個性的な魅力があります。
ナショナル(おばさん世代は、松下かナショナルと呼ぶのですが、
娘にパナソニックね。CMもターゲット世代別に呼び名変えていると指摘されました)
の社員向けの講演で、ナショナルの社員ですら、退職金を使ってしまうので
しっかり運用していかないと、老後破綻になる話をしたと、おっしゃっていました。
個人的に、金融資産をどのくらい持っていて、どんな配分でもっているのか?
こんな質問にも、まさか正直に返答してくれるとは!
さわかみ投信で貯めたお金を、ユニオン設立の時の出資金にして
現在さわかみ投信には1万の積立、ユニオンは年率10%以上なので
かなり増え、若いのに堅実な生活で、きちんと長期投資で積み上げて、
実践した結果を出しているので、話にも説得力がありました。
(ユニオンファンドの月次レポート)
運用責任者の書く市場動向と運用状況が、毎回本当に勉強になります。
世界の市場はこう動いているのか、地政学的リスクはどうなのか、よくわかります。
ユニオンは、新興国の比重が高く、コムジェストが運用しています。
先進国は、ハリスとキャピタル、日本はさわかみ投信が運用しています。
4社は、いずれも独立系の運用会社です。
11月の月次レポートに、ショートコメントとして、
さわかみ投信のことが書かれていました。
さわかみ投信を、客観的にみれるよい機会です。
「投資信託は、一般家庭が財産を作るために運用販売されるべきという考えから
さわかみ投信は設立された。販売にあたっては、投資に対する考え方や方法を
直接お客様に伝え、理解を深めてもらうという、これまでの金融機関が行って
こなかった独自の方法をとってきた。
さわかみ投信は、さわかみファンドただ一つしか運用していない。
次から次へファンドを粗製乱造するのではなく、一つのファンドと長く
お付き合いいただき財産づくりに役立ててほしいという、設立時からの
願いが示されている。と私はかんじています。」と運用責任者は書いていました。
(ユニオンファンドの運用成績)
鎌倉投信同様、ユニオンファンドも、今年の8月から
積立はストップしています。
積立した100万円を運用してもらっています。
今日現在で、運用利益279,555円です。
従って、1,279,555円を運用に回していることになります。