2018年の金市場
三菱マテリアルで純金の積立をしているのですが、
少額の積立で、すっかり忘れていると、
「MY GOLD PARTNER NEWS」が届きます。
(豊島逸夫氏コラム)
金と言ったら、富島氏が浮かぶくらい、有名です。
本音を探ってみたそうです。
質問ツイートへのアクセス数は、10万件近くに達したそうです。
「あなたに現在価値の100万円相当のボーナスを差し上げます。
選択肢は4つ。ただし、受取時期は10年後です。
1ビットコイン 2金 3円紙幣 4ドル紙幣
さあ、あなたならどれを選びますか?」
私は、迷わず「金」を選びます。
結果は、金51% ビットコイン20% ドル紙幣17% 円紙幣12%
だったそうです。
これから推測できることは、長期保有の資産としては金の支持派が圧倒的。
円であろうがドルであろうが、「通貨」への信頼が薄まってきている
ことは確かです。
(金価格の動向)
アメリカは、2018年は利上げを3回見込んでいます。
利上げ3回ならドル高でニューヨーク金安
利上げ2回以下ならドル安でニューヨーク金高
日本は、黒田総裁の1期目が終了することから、日銀の
超金融緩和政策の出口が意識されます。
アメリカがすでに、量的緩和を終えて利上げを始めているのに対し
日本は、周回遅れでようやく緩和解除の方向を模索している段階。
アメリカが引き締め、日本は緩和継続の流れでは、
円安トレンドが根強く、円建て金価格は上がりやすい市場環境。
というのが、富島氏の見立てです。
地政学的要因では、急騰もあると。
北朝鮮、中東情勢は、目が離せません。
しかし、中国とインドが金の現物需要の下値を支えています。
13億人以上の、金大好き人間を抱えた両国で、
年間の金生産量の50%以上を買い占めている金需要の
基本的構図には、いささかの変わりもないそうです。
数千年にわたり金を貯めてきた民族が、
急に金が嫌いになるケースは考えれないと言っていました。
ただ東北の大震災の時、水を買うのにも大変だった経験から
手元に直ぐに使える現金は持っていないと!というのが
私の実感です。
3000円から始める金投資 (小学館30分でわかるシリーズ)
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