ゆうちょ銀行の眠れる180兆円の預貯金
郵便局へ行ったら、たまたま隣の窓口にいた70代の紳士が
満期になったらしく手続をしていたのに、気を取られてしまいました。
というのは、定期証書の数の多さにビックリしたからです。
20冊はくだらないと思いました。
郵便貯金の残高は180兆円と言われていますが、なるほど、
みんなこんな調子で持っているのか!と思いました。
(貯蓄から投資へ)
投信の平均保有年数3年の倍です。
それでも、金額にすると1兆3101億円と預貯金の1%にも及びません。
郵便局では、相談窓口を現在の800から17,000に増やす予定だそうです。
はたして、郵便局の窓口で相談して、それに答えられる知識のある人材を
揃えられるのでしょうか?
セゾン投信は、郵便局でも販売しているので、
そのあたりを勧めてくれるのなら、いいのかもしれません。
(JPインベストメント)
ゆうちょ銀行とかんぽ生命保険が新たに2月に運用会社を立ち上げ、
1000億円をベンチャー企業に投資するそうです。
5~10年の長期運用で、配当と上場益を得る予定だそうです。
国債の運用では、利益があげられなくなり、模索中なのでしょう。
分割してゆうちょ銀行ができた時に、人材を銀行などから募集していました。
郵便局に、運用のプロがいるはずもなく、かといって、
国民の預金180兆円と、最大規模のお金があります。
父に、郵便局という名前だけで、苦労せずに預金や保険を集めている。
本来、預金や保険の契約をとるには、それなりの努力が必要なはず。
と、言い聞かされてきましたので。
おまけに、国債は絶対買わない父が、預けたお金で国債を買う郵便局には、
大切なお金を預けるはずもないのですが。