鎌倉投信2
会社訪問という企画があります。
(ヤマト運輸巨大物流ターミナル)
京急の穴守稲荷駅集合で、新井さんが案内役で、待っていてくれました。
見学前に、スワンでパンやパスタのビッフェをいただきました。
スワンは、ヤマトホールディングス(株)の特例子会社で
障碍者の自立、社会参加を支援しています。
タカキベーカリー(アンデルセン、リトルマーメイドを展開)が開発した
冷凍パン生地のおかげで、美味しいパンの製造が可能になり、
販売しています。銀座が第1号店です。
三越の専属運送会社から、一般家庭の宅配便会社に転換し、
そして、羽田クロノスは、日本とアジアを結ぶ新しい物流ネットワーク
へと、更なる転換成長を試みた事業と話されていました。
実際に見学してみると、毎時4万個を捌くベルトコンベアーは圧巻です。
日本国内の宅急便から、世界を視野にいれ、羽田を選んだそうです。
コンピュータ制御された最新のシステムは、無料で誰でも見学できます。
東日本の震災の時も、被災地に水を運んだり、ヤマト運輸は、
社会に貢献しているいい会社です。
運用報告会では、スワンのパンも販売していて、
皆さん、パンを購入されていました。
勿論、パン好きの私は、銀座のスワンにも行きますし
タカキベーカリーの冷凍パン生地の開発が大変だった事も知っています。
(2人の鎌田)
私の好きな鎌田實先生と鎌田社長が、東工大で講演会をした時も
聞きに行きました。
「自分にでもできる少しだけの貢献」というテーマでした。
1%だけ、誰かのために生きる。この1%が社会をどのように変えていくか?
鎌田實先生は、チェルノブイリやイラク、福島への医療支援をされています。
毎年バレンタインデイのチョコレート募金をしています。
北海道の六花亭のチョコをイラクの小児癌の子供達が描いた絵の缶に
詰めて、送ってくれます。私も必ずチョコ募金をしています。
東北の震災でも、その時は、募金は集まりますが、支援はずっと続くのだと。
だから、毎年支援するために、稼がなくてはならないと話されていました。
チョコ募金も鎌田實先生のアイディアですし、本を書かれるのも支援の為です。
(長期投資新春セミナー)
今年の1月にあった、さわかみ投信本社での鎌倉投信と共催のセミナーも
おばさん長期投資仲間と一緒に聞きに行きました。
鎌田社長は、静かな語りですが、心がこもっていて、聞いている人の
心にしみわたり、好感が持てます。やはり直販投信を立ち上げた社長だけ
あります。
セゾン投信の中野社長が、最初、販売を証券会社に任せたために、
1年後、手数料稼ぎの証券会社が、別の投信を顧客に勧め、大変な事になり
それから、直販にこだわったいきさつがあります。
鎌田社長も、安定的に資金を出してくれる良い顧客が大事で
良い顧客があって安定した運用ができると話されていました。
機関投資家が、一時的に大金を入れてきても、利益確定で売ると。
またよろしくと言われても、もう来なくていいと言いましたと。
直販会社は、一般生活者で、長期に積立をしている顧客を
本当に大事にしています。大金を投資して利益が出たら売るというのは
他でやってくれ!と。
(鎌倉投信の運用成績)
60歳になり、年金生活に入った時点で、積立はストップして
それまでに積立した121万円を運用してもらっています。
2017年12月8日現在の運用利益は、303,262円です。
複利の運用ですから、1,513,262円を運用していることになります。
手堅い、堅実な運用ですが、それでも、きちんと着実に増えています。
投資は「きれいごと」で成功する――「あたたかい金融」で日本一をとった鎌倉投信の非常識な投資のルール
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