友達を「さわかみ投信」に誘うということ

投資である以上、リスクはつきものですから、

はじめ、友達を誘うことは、躊躇していました。

大事な虎の子が、もし減るようなことがあれば、

友情は壊れるでしょうし、下手をしたら恨まれるかもしれません。

ことは、大事な大事なお金のことですから！

（それでも「さわかみ投信」を紹介した理由）

友達との付き合いも、長期投資同様、長い付き合いですから

性格や資産状況までわかっています。

そして、やはり放っておけないというのが、最大の理由です。

お一人様おばさん達は、結構お金を持っていて、銀行や生命保険の

美味しいお客様なのです。

「世の中、投資に値しない商品が９９％」

と山崎元氏が言っていた通りだと思います。

わかっていても、毎日、銀行や生命保険の勧誘が来ると

情にほだされてしまうのです。

本当に、儲かる話は、向こうからは、絶対にやってきません。

自分から探して行くしかないのです。

私が、「さわかみ投信」を誘わないでいたら、結局、他の

投資に値しないものを買って、資産を減らすのは、目に見えています。

こちらは、減った時の事を考えて、友情が壊れるのではないかと

躊躇しているのですが、逆に、なんで教えてくれなかったの！と

恨まれるかも知れないと、考え改めるようになりました。

（信じられない事の連続）

まず、２人の友人がやっていたのが、グローバルソブリン

２人とも、銀行、信用金庫に勧められて買っていました。

毎月分配型を初めて導入したのが、グローバルソブリンです。

とにかく、毎月もらえるというのに、弱いです。

不動産投資も、同様の理由で、毎月家賃収入があるから魅力のようです。

「定年になったら、毎月１０万入る予定だったのに、定年になってみたら

５万しか入ってこないの。予定が狂ったわ！それが、また減額で

今度は、２５０００円になってしまった」

「それって、運用利益なんか出てなくて、自分が預けたお金から払われていて

いるのよ」と言ったところ

「うん。１０００万預けたのが６００万になっている」と。

１０年間の１０００万の運用は、マイナスだったのでは？と思います。

「グローバルソブリン７年間の栄枯盛衰」という記事を読みました。

殆どの人が、グローバルソブリンを見限って手放しているのに、

まだ持っている友人は「今度、三菱ＵＦＪに代わって、お知らせが来たのよ。

２年間は解約できないのよ」と。「？」

もう１人は、８０代の方で、どう考えても、グローバルソブリンなんて

知っていて買ったはずがありません。前述の友達も、グローバルソブリンが

どんなものなのか、知りません。

腹を立てて、娘達にグロソブの話をしたら

「仕方ないでしょう。営業取ってこいと！と上から言われているのだから

よいお客様よ！」と。「生命保険だって、銀行に入ったら、他に取られるな！

と言われるのよ」なるほど、よく知っています。

株も東電が２人。よりによって、なんで東電なの？と思いますが、

昔は、お金持ちになりたかったら、東電の株をどんどん買っていけ。

と言われていたので、まさか原発事故が起きるなんて想定外の事ですから

仕方ないのかもしれません。

東電でなくとも、株では、損をしている人ばかり。

株では、資産形成は出来ない！

これは、私の実感です。

個人投資家では、まず難しいかと思います。

実際、損をする人の方が殆どなのですから。

結局、自分の会社の株を売らないでずっと持ち続けている

オーナーが、１番、株では増えている。というデーターを見ました。

為替も、運用を任せている会社の社長と会うので、一緒に行ってほしいと

友人に頼まれ、六本木で蟹をご馳走になりましたが、投資したお金は、

蟹でパーだったと思います。

他にも、投資とすら言えないような怪しい儲け話に、よくお金を出すな

と思うのですが、本当に、みなさん、声をかけられてしまうのです。

不動産投資でアパートを建て、家賃収入なんて、

これもやめた方がいいと思います。（こちらは、また別の機会に書きます）