4年目(2012年)
3年目に、「計算通りにはいかない」で書いた大きな出来事が起こりましたが、
4年目は、更なる大変な出来事が襲ってきました。
父と彼が相次いで亡くなったのです。
愛する人達をなくすことは、人生で最大の悲しみです。
私が36歳の時、母が突然に亡くなり、食べれない、眠れないから、
免疫疾患である膠原病を発症した経験があり、
今回も覚悟はしていましたが、
ところが現実は、悲しくても、リュウマチでも待ってはくれません。
相続税の納税を10か月以内にしなくてはなりません。
その上、後妻が(母が亡くなってから10年後の79歳で父が再婚した)
遺言書を不服として裁判を起こしてきたのです。
相続税のことを税理士に相談したところ、納税に係る申告書類作成が、
相続財産の10%とのこと。
相続財産は、現在私が住んでいる土地(相続時精算法で生前贈与)、
父が後妻と住んでいた土地建物、賃貸マンションの土地建物(建物は
同じく私に生前贈与)生前贈与分も相続財産に入れて計算します。
相続税の他、税理士費用も払わなくてはなりません。
その上、裁判に係る弁護士費用です。
遺産は、税務署、税理士、弁護士みんなで分けましょう!
なのだと思いました。
「節約でお金はふやせるのか」で書いたように、面倒なことをして、
節約を徹底しました。節約の詳細は、また書きます。
大変だった4年目は、40万円しか貯蓄はできませんでした。
結果、4年間で金融資産は、300万円です。
殆ど0金利に等しく、自分で貯めた金額だけがそのまま金融資産です。
さわかみ投信のー20万円は戻していました。
この4年間は、本当に雪だるまの芯を作る、忍耐の期間でした。
でも、ここを経験しなと、やはり本物のぶれない長期投資家には、
なれなかったなと思います。