投資の商品選択
投資の商品選択は
1にリスク
2にコスト
34がなくて
5に好き嫌い
と、山崎元氏は名言を言っています。
リスク
リスクは取りたくない慎重派は、銀行かゆうちょ銀行の
定期預金か積立預金を選択されると思います。
ところが、誰もが安全と思っている銀行預金ですらリスクはあるのです。
ペイオフ制度で、預けたお金の1000万円までは保証されていますが、
それ以上は保証されていません。
またインフレのリスクがあって、仮に2%のインフレ率だと、
苦労して貯めた今の100万円が、1年後には98万円の価値しか
なくなってしまうのです。
マイナンバー導入後、タンス預金が増えました。
自宅の金庫なりタンスなり壺なり仏壇なりに、現金を置いておきます。
インフレリスクに加え、災害や盗難のリスクも、やはりあります。
投資を始める場合は、まず最初に、自分のリスク許容度を決めます。
10%(100万が110万になるかもしれないが90万になるかもしれない)
20%(100万が120万になるかもしれないが80万になるかもしれない)
リスクを大きくとれば、利益が出た場合も大きいですが、損する場合も大きい。
誰しも儲かるに越したことはありませんが、大きく儲けたいと思って、
大きく損をする場合が多々ありますから、どのくらいの損失までなら
自分が耐えられるかで決めまた方がいいというのが、リスク許容度の考えです。
女性は、手堅いので、投資信託を選択される方が多いです。
私もやはり、株でなく投資信託を選択しました。
(若い方はFXなどもされますが、とても怖くて手は出せません)
さわかみ投信も20万下がっても、リスク許容度の範囲内となります。
コスト
今は、インターネット証券のおかげで、株でも売買手数料が、
驚くほど安くなりました。
投資信託でも、インデックスファンドにかかるコストは、だいたいが1%以下です。
アクティブは3~5%位コストがかかります。
さわかみ投信は、直販なので、販売手数料はかかりません。
銀行などで販売している投資信託は、もちろん販売手数料も取られます。
好き嫌い
本当に、人は感情の動物なので、この好き嫌いは、とても大きく作用する
要素だと思います。
みんなが同じにしないので、株式市場も成り立つのでしょうが。
自分も、直観で選んでいると言いながら、
好き嫌いの感情を優先させて選んでいると思います。
明らかにインデックス投資家とアクティブ投資家はタイプが違うと感じます。
面白いなと思ったのは、澤上さんは、世の中を良くしていくためにお金は回し、
なくなっては困ると思う良い会社を応援していく。
だから投資にも、思いを込めているのですが、
インデックス派にしてみたら、思いを込めるなんて宗教?と。
私は、思いを込めるタイプなので、やはりアクティブ派なのです。