インデック投資家
日経平均株価が8160円を付けた2011年(貯める決心から3年目)は、
預金金利は、0.02%でしたので、100万円を1年間定期預金しても
利息は200円。そこから税金20%を引かれ、実際に手にする利益は
160円でした。
それで、この雪だるまの芯を作って、投資信託で種蒔きをしている時期は、
利益の計算はせず、ただ自分が貯めた分だけが、金融資産になっていく
という忍耐の時期でした。
株式投資にしても、日経平均株価が8160円まで下げたのですから、撃沈!
インデックスにしても、日経平均やTOPIXの指数に連動させているのですから、
当然下落。
アクティブのさわかみ投信にしても、100万が80万にと、
20%下落してしまいました。
(インデックス投資の歴史)
1973年 アメリカでバートン・マルキールの書いたインデックスの
バイブル的著書「ウォール街のランダムウォーカー」が出版
1976年 バンガード社が世界最初のインデックス投資を開始
(現在バンガード社は、アメリカ最大の投信会社に成長)
1985年 日本初のインデックス、日経500、日経225連動開始
1986年 TOPIX連動開始
1993年 ETF発足
2008年 STAM(現SMT)三井住友トラストアセットマネジメント
インデックス投資は、アメリカで40年(2011年時点では35年)の歴史
があり、1990年代に急伸。
日本は、アメリカから大体10年遅れといった感じでしょうか。
インデックス投資家ナイトの1回目開催が2009年です。
2005年辺りから、日本のインデックス投資家が出てきて、
ブログを通して広まっていったのではないでしょうか。
私は、インデックス派よりは、アクティブ派ですが
2011年には、マネックス証券にも口座を開設して、
eMAXISの日経225に1万円の積立も開始しました。
報告書を読むのは、楽しみの1つでした。
(セゾン投信のバンガードは、ファンドオブファンズで、
分散投資という考えより、比較して見れるという考えがありました。
当時、インデックス投資家達のブログもよく読んでいたので
「さわかみファンドを買わない理由」も読み、
その上で、私は「さわかみファンドを買うことに決めた」わけです。
インデックス投資家にとっては、手数料1%が投資のラインのようです。
ウォール街のランダム・ウォーカー〈原著第11版〉――株式投資の不滅の真理
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